グラインド

タンピング
バリスタの方はご承知だと思うんですけど、グラインドってすごく"微妙”で”繊細”、コーヒーの美味さにすごく影響を与えるんですよね。
僕のいるオークランドという町は"一日で4季がある!”と言われるくらい天気の変動の激しい街なのです。これは細長い地形で東は太平洋、西はタスマニア湾に挟まれている、世界でもまれな地形なのです。ですから西から天気が変わってきたり、東から、そして真ん中でぶつかり合ってみたいな。
ですから晴れてたと思ったら、シャワー(スコールの方が分かりやすいですよね)がきて、今度はまた晴れて、曇って、また雨時々ヒョウが降って、雷だの.......
ポイントは"湿気”なんです。つまりタンピングの微調整を通常行っていきます(天候によって。というか湿気具合で)。但し、窓開けっ放しのCafeで急に雨降ってきて、しかも降り続いたりみたいな状況は、グラインドを少し"粗く”(ほんの少し)、夏のオークランドはからっとして一番いい季節ですのでその渇きで”細挽き”といった感じで微調整していきます。これぞ"バリスタ”ならではの"こだわり”と”一杯一杯にかける想い!”なのです。
オークランドで働いてすごくこの重要さが分かりました。

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