一昔前のNZのCafe
僕が来た1998年頃のオークランドのCafeはラテといえば「ボール」で$3.5。マフィンはキノコの馬鹿でかい感じの"大きさ”で$3。そんな平和な時代があった。つまり、$6.5(当時の為替は$1=70円)でおなか一杯になるのだ。日本から来た僕は例えばスタバでコーヒーが380円(確かスモール。こちらにはこの大きさ無いですよね。)で、ピタが同じく(美味くないけど)400円程度。つまり800円近くかかる。ブラウニーでさえ250円位したと思う。片や、サラリーマン御用達のドトール。こちらは180円のブレンド(安いけど150mlしか入ってない)にジャーマンドック180円と360円でまあまあ満足。それよりは"高い”けど、Cafeとしての"ゆったり”過ごせるNZカフェはドトールよりもはるかに安く感じた。
Cafeは"値段じゃない!”、確かにそうだけど、毎日となれば"綺麗事”はいえないはず。でも、当時はそれを"両方叶えてくれる”素晴らしい環境だった。今は円高で"安く”感じるかも知れないけど、こちらで暮らす人にとってドル=ドル(当たり前でですが)、インフレは止まる事を知らない。
それでもNZって面白い。ドトール的に"ゲリラ”戦法で、ラテ$2みたいなCafeは出来ない(たぶんあるのだろうけど、質も悪く、流行らない)。少し"共産主義的”価格統一化が昔からこの国の"ルール”?というか、"右へならえ”的値段設定が特徴的。
なぜ、こんな事を書くかって?実は最近行ったポンソンビーのOneTwoOneが未だに「ラテ・ボール」を出していた事に感動。ここは昔ATOMIC Coffeeの"聖地”として有名で僕もかなり当時は通っていた。
改めて「ラテ・ボール」に乾杯!
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