BENTI NENQAの世界〜エチオピアを旅してVol.3

いよいよ産地へ!*少し投稿が空いてしまいましたが...


アディスアベバは大都市です。エチオピアは1億922万人の人口を誇り、首都のアディスアベバは現在建設ラッシュでほとんどが中国資本、人口は急増しており2015年に327万人でしたが、2025年(10年後)予想では650万人と言われています〜

我々は早朝6時に出発し、METADの農園があるHAMBELAの地を目指しました!!

市内を巡り、アディスアベバの建設ラッシュを横目に...建築中のビルは本当に多いのですが、本当にこのビルは建てているのか?止まっているのか??大丈夫?みたいな建物も多く、勢いは感じるも数年後の姿が本当に見てみたい!!と思わせる街並みでした。

45分ほど走ると「新興住宅街」いわゆるニュータウンが出現!!日本のマンション群がどど〜んと現れました...しかし見た感じはゴーストタウンの様で人気(ひとけ)を感じない...
後で聞きましたがまだ入居はほとんどしていない出来立てホヤホヤのニュータウンだった様です。
その後、MOTOR WAY(高速道路)が出現!!

スピード制限があるの?って感じの高速道路でした...まだ新しく、これもチャイナマネーの賜物でしょう。アディスの中心街の電車も道路も全てチャイナマネー...前回も触れましたが、独立を守り抜いた中で戦後中国との関わりは強く、その為最近の中国の躍進に乗じてエチオピアでの中国の存在感は絶大なモノになっていると実感させられました...

MOTOR WAYを1時間ほど走り、非常に快適なドライブでした〜出口で少し休憩を取り(もちろんサービスエリアなんてモノはあるはずもなく)車を降りて大自然の空気に感動し、次の街を目指しました〜何せ10時間以上掛かるドライブですので...

途中、コンクリートの道がボコボコで、おまけに昨日からの雨で路肩の道はもちろんグチャグチャの泥道...途中車がスリップして早くも...危険な状況でしたが、流石トヨタランクル(レンタカーですよ!でもエチオピアでのトヨタのステータスは凄い!!RICH=TOYOTA 4WDみたいな...ベンツやBMWましてやPORCHE,FERRARI?TOYOTA IS NO.1)悪路でもタフな活躍をしてくれて、難なく先に進めました。




道中、タイで有名なTUKU TUKUが目茶苦茶並走しており(観光客や市民のタクシー)、おまけにバイクには最大5人位乗っているし、牛やロバ、ヤギそして馬など様々な乗り物?ではなく動物達が...ラクダの大群が道を併走していた時の驚きは...


T I A (THIS IS AFRICA)

昔はネガティブな表現で使われていた言葉「アフリカだからしょうがない...」
でも今非常にポジティブな意味として使われ始めています。
つまりアフリカならではのダイナミクスとエネルギーを感じた時に
「これがアフリカだ!!」
と感動し、人々は皆  TIA と叫ぶのです!!



この大地のワイルドでアグレッシブなPOWERは凄い〜最初から圧倒され放しでした。

5時間後、SHIDAMA(シダマ又はシダモ)*直前に州に格上げされた地域 の州都のHAWASA(アワッサ) *南部諸民族州から格上げされたSHIDAMA州のダブル州都となった の存在は非常に複雑で混乱しているのですが、とにかくエチオピア南部での最大の都市にようやく辿り着きました。アディスアベバから280km程度です。
でもここまではまだ舗装路が多かったのでまだまだその先の悪路の洗礼を受けるまでは余裕のドライブだったと言えます。

マラソンの英雄;ハイレ・ゲブラセラシュ選手(Vol.2の後半に登場;マラソンの皇帝)の栄誉を称えて建設されたハイレ・リゾート(超高級リゾートホテル)でランチ休憩を取る事にしました。

素晴らしいロケーション!!アワッサ湖の湖畔にある高級リゾートホテルは、先程までの路上の姿とは全く違う優雅な”ラグジュアリー感”を満喫させてくれました〜



その後の悲劇が起きるまでは...産地アルアルの腹痛に...今までにないかなり厳しいモノに襲われてしまう事になってしまいました...








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