ホンジュラスの至宝〜エル・プラン農園:マドリッドファミリーVol.1


僕がマドリッドファミリーに出会った...と言ってもコーヒー豆として...丁度FWCFを始めた2013年、日本に帰国してサードウェーブに取り組み始めた頃...帰国を決めて(2012年)から仙台市泉区への出店を決め、建物を立てるのに当時震災(2011年)の復興の最中で10カ月程掛かって完成したのが当時の状況でした。焙煎機はオランダのGIESENを選定し、受注生産の為6カ月程の歳月をひたすら手網(銀杏を炒る取手の付いた網)で今はBRITOMARTとして変貌した三春(本社)の倉庫の現在大型の焙煎機が設置してある場所辺りでひたすら50種類に及ぶサンプル豆を取り寄せて試行錯誤して焙煎を行い、カッピングをし、創業ラインナップを絞っていた自分を昨日の様に思い出します...



帰国して、日本の物流(コーヒー豆卸商社中心)やトレンド、サードウェーブに関して多大な教えを頂いた今でも僕の師匠である青森のCOFFEE COLORSの木村さんには本当に感謝しかありません...今もフェローズとして一緒にSTAY HOME COFFEE ACTIONを盛り上げて行ってくれております。昨年の秋のコーヒーアクションから青森も加わり、現在東北6県中秋田以外の5県に広がっているCOFFEE FELLOWSのネットワーク!今回のSTAY HOME COFFEE ACTIONはネットのみの販売の為、きっと全国に広がっていく!そんな素敵な企画で盛り上がっています〜


そう!COFFEE COLORSの木村さんが当時(2013年)に予約を入れていた初めて出会ったオークションロット(COE:カップオブエクセレンス)こそマドリッドファミリーのFlore De Cafeフロル・デ・カフェ農園のロットだったのです。


僕の為に木村さんは予約(販売しようとしていた)ロットを僕に譲ってくれました〜
事業を始めたばかりで通常のラインナップを手焙煎で決めて来て、建築の遅れはあったもののようやくオープン!仕立てのFWCFには、準備出来る事はずのない極上のCOEを!!
本当に素晴らしい人柄、器の大きさ、もちろんCOFFEE MANとしての実績と目利き...
最初に焼いた(焙煎した)COEという事もあり、かなり試行錯誤して味を取って来ました

                                     

本当に素晴らしいロットでしたし、今でもあの「香り」は忘れられません!!

Flore De Cafeフロル・デ・カフェは僕のCOEロットとしてのスタートでもあり、それからパーカス(品種)も沢山他の農園も試して来ましたし、地域(サンタバルバラ;ホンジュラス)の農園も色々探して試して来ました...
COEロットはオークションの為、毎年必ず買える(手に入る)とは限らないロットであり、農園でもあります。翌年COEに受賞出来なかったらマーケットに出てこない...
翌年(2015年)自分でも商社主催のオークションカッピングでたまたまカップして気に入ったロットがありました。

サンタバルバラのクリスタル農園

パーカス種のフーリーウォッシュド〜ん?どこかで聞いた事あるけど...パーカス種と言えば
その予感は恐ろしい程的中していました。
このクリスタル農園はフロル・デ・カフェ農園の兄弟農園、そして調べていくとエステバン・マドリッドさん一家が運営している農園だという事が分かって来たのです〜

それから僕はこのファミリーに是非会いたい!!

サンタバルバラに行きたい!!

その思いは2年後に実現しました...



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