コーヒー最前線 ニカラグア Part1

2月の初旬、初めて中米ニカラグア、コスタリカのコーヒー産地、そう!”最前線”に視察及び買付けの旅をして来ました。

今までコーヒー業界(since 1997)に携わって来ましたが、ようやく「念願」の産地訪問が出来た事、すごく今でも充実しています。

更に現在「サードウェーブ」と呼ばれるコーヒー業界の中で”本当に美味しいコーヒー”を求めて行く「決意」をより強く持つ事が出来ました。

まずはニカラグア訪問から〜

その日は新店舗の打ち合わせを二本松(福島)で行い、その足で成田へ向かいました。そう言えば、途中の国見のSAでは雪が残り、寒い”冬”の日本でした。

成田を出て、途中アメリカのヒューストンでトランジット。約11時間掛かりました。ここでスタバが始めた「フラットホワイト」に出会い、やはり....NZに初めてスタバが来た時に同じ気持ちになりました。これはフラットホワイトじゃない.....まあ、NZやAUSから始まったフラットホワイトはKIWIの手でロンドンに渡り、スマッシュヒットした結果、スタバのロンドンで始まり、遂にアメリカ本土でも販売開始したばかりの時期でした。


....そして確か4時間位の待ち時間の後、ニカラグアに向けて出発。4時間ほどでニカラグアのマナグア(首都)にようやく到着!


ここで時間をトータルすると約20時間程掛かった事になります。
僕が居たNZは地球儀で赤道を真ん中で折り曲げると、丁度日本の真下?というか裏側に位置しています。通常、NZまでは直行便で11時間位ですので、ヒューストンと同じくらいですね。そこから更に......
直行便があれば、良いのですがね〜
つまり、ここで言いたいのは、日本とコーヒー産地の距離感です。
もちろんインドネシア(マンデリンで有名なスマトラ周辺)であれば、まだ近くですが....

アメリカのサードウェーブと呼ばれるコーヒーロースター達は、Direct Trade(農園との直接取引き)により、サードウェーブの骨子である「トレーサビリティ」と「サスティナビリティ」を実現させています。

いつかはDirectTrade!そう思って事業を行ってはいますが、やはり日本からの距離感はかなりあります。アメリカのヒューストンを経由した為か、アメリカンロースターの地理的優位性を痛感しました......

4時間位で「最前線」に行けるんだ〜

日本からグァムへ行くようなものです。
ニュージーランドからオーストラリアに行く様な感じなのです。

まあ、そんな事を嘆いても日本はアジア、ニカラグアやコスタリカ、ブラジルは中南米でどうしようもない世界です。

初日は本当にクタクタで、空港周辺のホテルに宿泊〜
やっと着きました......
夕飯は一体僕の腹時計は何時?って感じでしたが、わけもわからず何か今まで経験した事のない体感状態で、ニカラグア名物:ナチョスと豆&バナナ料理(確かメニューにはニカラグアン・フェイバレット)を食しました.....

「美味い!」

少し元気が出て来た....ニカラグアのフードは合うな!!〜そう実感した瞬間でした。

そしてようやく初日終了〜初日のホテルは最高でしたが、夕飯を食べ、寝る前にせっかくだから「夏」を感じる為、プールサイドで写真を数枚....一服.....

こうして初日は終了しました。


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