仙台泉店 FLAGSHIP  Vol.2

 2012年の11月に契約、順調に建設は進むと思われました....

時は2011年の東日本大震災後の2012年...復興事業真っ只中で建設業界は混沌としており、更地からの建設だった為、基礎工事から始め『ハイシーリングの開放的な店舗』は冬の宮城の気候に備えた床暖房を完備した『理想の店舗』作りが進行していた矢先に....工事業者が連絡が取れない....事態が発生し、3ヶ月以上先に進まず基礎の途中で止まってしまった。


再開されたのが確か2013年の3月だった..一度、宮城に居住を決めたが目処が立たず当時は福嶋氏のKERIKERIの運営に携わっていたので宮城に住んでいられずキャンセルし、郡山市(本社は三春町の為)に短期居住し、仙台の工事再開を待ちました...

3月からは順調に工事は進み、当初は5月のオープン予定でしたが...

なかなか上手くいかない事も多かったですし、建設コストは当時の我々にとって莫大なモノ(それでも現在の相場であれば恐ろしく低い*過去10年で値上がりが半端ありません...多分1.5倍になってます)でしたので当初より結構DIY要素も取り入れてました。

焙煎機裏のレンガは僕と小松で昼夜3日程掛けて全てDIY(特に高い*最大6mですので...かなりの重労働でした...今じぁ出来ない)で仕上げ、


店舗裏の駐車場の整備もMATE メイト(FWCFではスタッフをメイトと呼んでいます)達と一緒にやはりDIYで仕上げ、


結局、8ヶ月をかけて最初の仙台泉店が完成し、7月25日のグランドオープンに向けて最終段階に入りました。

メイトの募集も開始...といっても創業当初『コーヒー焙煎&NZスタイルカフェ』のコンセプトで郊外のゆったり出来る憩いのコーヒー専門店!

実は建設中のハプニングでグランドオープン3週間前(メイトの面接中でした...)に現場で転び足に鉄筋が刺さり9針縫うというTragedy悲劇も起きました...後に働いてくれたメイトのその時の感想はこのオーナー開店前にあの状態で大丈夫なのだろうか?って思いながら面接を受けていたらしいです(笑)...脅威の回復力で10日で直しました!当時は料理もスウィーツも焙煎もバリスタも全てやるマルチなオーナーでしたので歩けない期間もオープン前のメニューの試作やテスト焙煎を進めていましたので...身体の内側が回復を応援してくれたんだと思います。

食事もあったら良いね...

そこでキッチンも整備してNZでマネージャーをしていたSIERRAの大好きなメニュー

『Eggs Benedictエッグベネディクト』、『Pastaパスタ』*ペンネベースのパスタ、そして最もお客様に味わって頂きたかったのが『French Toastフレンチトースト』!

手作りにこだわりパンはKERI KERI(福島)で作り、SIERRAオリジナルのベネディクトのホランダイズソース(オランデーズソース*日本)やパスタのクリーム(SIERRA基準)、フレンチトーストのベーコン(当初はロース系*日本では入手困難の為現在のバラ肉に変更済み)、マフィンも毎朝店内焼き上げ、チーズケーキ(NZ産クリームチーズ)、その他パイクレッツやブリオッシュ(シナモンロール系)etc...多種多様なNZカフェの手作りのメニューを展開...

何故、料理にこだわるか....最初は食事もあったら良いね...だったのですが、NZでレストランも経営していたので...ZIPANGUというブログタイトルでも作って語って行きましょう(笑)





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